読んだ本

季節のせい?読書欲

本日2本目。アイキャッチ画像、カフェ飯ばかりですみません。

まとまった時間がとれるようになった&YouTubeも見飽きたので、1年ぶりに「八本脚の蝶」(二階堂奥歯 著)を読み始めました。こちらの書籍、前半の乙女モードの文章はともかく、後半にすすむにつれて不穏な空気が流れるのであまり他人にオススメするような内容ではないが……名前は出しちゃう。

簡単にオススメできない理由……この本の内容は作者の日記そのまま(つまりノンフィクション)で、最終的には自殺してしまうから。文章が本当に上手くて、感受性が高い時に読むと飲み込まれそうになる。去年は休職中ということもあり、終始沈んだ気持ちで読み進めていました。そのせいか最初はふよふよ海面を漂うクラゲのような、次第にゆっくりと海に沈められ、最後には海底に横たわるような感覚の本でした。(この表現も、なんだか二階堂さんに影響されている気がする!)

本好きの間では有名なタイトルらしく、長らく絶版でした。が、昨年文庫版が出版されました。近所の本屋さんで大興奮して即買いしたのを覚えています。絶版中は国立国会図書館まで行って読んでいたくらいですから。あ、別に私は本好きではないです。でもこれは読めました。

………で。今回の本題は、未だかつてないほど私の読書欲が高まっていることについてです!なんと衝動的に本を3冊も購入してしまいました!!その紹介というか、こんな本をゲットしたよという自慢です。

1.動物農場(ジョージ・オーウェル 著)

有名な古典らしい。一九八四年という作品も有名らしい。本の薄さと、読みやすそうな文体が気に入りまずは入門として購入。物語はとあるお国のとある時代をなぞられえているのでなんとなく先が読めるけど、それを動物が演じているところがミソ。ブタって賢い。

2.MOUSE(牧野修 著)

ドラッグ漬けの少年少女たちの住む楽園、ネバーランドでのお話。それぞれが幻覚のなかで生きる子供たちがお互いを同調するための言葉遊び(?)連想ゲーム(?)が素敵。中二病っぽいと言わないで……

3.La Rondine つばめ(ジャコモ・プッチーニ 作曲)

イタリアオペラの対訳双書です。イタリア語の勉強にええやん~!と思い購入。観ている時もなんとなく「あ、ここ○○って言ってる!」とわかる箇所もあり、とりあえず話の流れを知っているだけでも読み進められると信じて。感嘆詞だけでも覚えられれば……

動物農場は町の本屋さんで手に入りましたが、他2冊は丸善さんで購入。特に東京駅近くの丸善さんは本当に何でも置いてありますね~~~!!有楽町や池袋の三省堂、ジュンク堂も探したのですがどうしても 3.La Rondine つばめ だけは在庫がなかった…… さすがです。丸善の株、買っちゃおうかしら。 ちなみにジュンク堂は丸善の子会社化したみたいです。

あー、時間があるって幸せ。夜勤がないのも幸せ。

以下、私の覚書

同居人と話していてわかったこと。
SFというジャンルは、実は「サイエンス・フィクション」だけではない。「サイエンス・ファンタジー」「少し不思議」ともとれる。私が好きなのは後の2つのジャンルらしい。ショートショートの神様、星新一さんが好きなんだけど、彼はどれに当てはまるのだろう。

投稿者

まりあんぬ
開業を夢見るパート助産師。影響されやすく、熱しやすく、冷めやすい。趣味は園芸、ダンス、手芸、YouTube鑑賞などなど……。最近は同居人の影響でシューティング競技にも興味あり。

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