本の覚え書き さくさく読めるものから
こんにちは。まりあんぬです。
ビジネスを始めるにあたって本当は色々な人に話を聞いたり本を読んだりすることが大事なのですが、今までそれを怠ってきた節があります……
なのでゴールデンウィーク期間を利用して本を2冊読んでみたので、まずは1冊、忘れないうちに大切なことをこちらにメモしていきたいと思います。
こちらはフリーライターの一田さんが、11人の経営者の方々にインタビューしてビジネスのあれこれをまとめた本。
1人に1章ずつに分かれていて、章の最後はそれぞれのビジネスアンテナを暮らしの中に落とし込んでみたら、という具体策も載ってる。ただビジネスを始めたい人だけではなくて、暮らしのヒントになるようまとめてあるのが嬉しいポイント。
話口調で書いてあるからとっても読みやすいです。文字通り、キッチンで煮物なんか作っているときにさっと読めちゃう感じ。
以下、私の覚え書き
・データは数字+そのときの感想を残しておくべし
データ分析は数字だけを見るのではなく、なぜそうなったのか理由を考えること=言語化と振り返り。
ex)「天気が良かった」「紹介文のここが良かった」等
・やりながら考えるのはビジネスではない!以下の4点を設定せよ
ビジョン ⇒ 「こういうビジネスをしたい」という理想像、「誰のためか」を忘れずに
ミッション⇒ 何のためにやるのかという「使命」
ゴール ⇒ 何年後になにをしているのか、という具体的目標
ストラテジー ⇒ どういうやり方でビジョン・ミッションを達成するか(優先順位をつけて最低3つ)
アクションプラン⇒ ストラテジーを分解して1年後ごとに何をするのか決める
・お金はあるけどアイデアやノウハウが欲しい人はいるはず!
私にとっての大金は会社にとってはそうでもないかも。つまりは出資してもらう手もあるよ、ということ
・うまくいかない事業に欠けているのは「誰かの課題を解決してあげたい」という点
自己満足ではそのうち飽きられてしまう。向き合う人を幸せにすることで長続きする。なぜその商品を買ってくれたのか、直接聞いてみるのも吉。
・失敗することや指摘されることが嫌いな理由←個人的にグサっときた
批判されているのは、私の「行為」に対してなので、それを修正すればいいだけのこと。今まで違うんじゃない?と注意されるたびに自分を全否定されたような気持ちになっていたから、指摘されるのが嫌いだったんだなぁ~
・1人でできることには限りがある
人の力を借りてできることを2倍、3倍、10倍、100倍と増やしていく仕組みを作る。
・自分だけの「理解するプロセス」が宝になる
ぶっちゃけ、理解していなくても仕事はできる。でも、調べる→かみ砕く→分析する→組み合わせる→考えるプロセスをプラスすると自分オリジナルの仕事になる!なぜなら、理解の過程は人によって違うから。
・窮屈な思いから自分を解放してあげる
「ダメだったら、アルバイトしればいいじゃん!」と選択肢を広げてあげること。あえてお金を見ないで制作活動をしている帽子千秋さんのお話でした。私も一応資格があるし、なんとかなるか~。
・失敗がオリジナリティを生む
まずは行動すること!人より早く行動して、間違いに気が付いて軌道修正すれば、結果的に誰よりも早く正解にたどり着ける。しかもそれは自分だけの正解になる。優等生体質で「いかに失敗しないか」を考えて生きていくことは結果的にだれかの正解をたどっているだけ。子育てでこの考えは厳しいけど、もう大人だし「あいたたた」をもっと経験して這い上がれる人間になろう。
・変化しないで、進化し続けること
世の中は変化し続けているから、みんな疲れてしまう。その中で変化はしない(=落ち着いて過ごせる)けど、ちょっとずつ進化している(=飽きない、ワクワク)場所があってもいいんじゃない、という発想。
中臣幸次さん、美香さん夫妻が経営するカフェの道のりも参考になる~
1年目:赤字覚悟でメインカテゴリーがお客様に認めてもらえるのか確かめる。
2年目:メインのカテゴリーを育てていき、お店の主張をはっきりさせる
3年目:カテゴリー内で新商品の開発
4年目:「どこかが変わった」と思ってもらえるよう店内を改装
・リサーチすることで自分の毎日をちょっとずつ変化させていく
『自分の中にあるものなんて限られている、と知れば素直に耳を澄ますことができそうです』素敵な言葉だ。
・いつでも引ける体制にするのも一つの手
私はこれ、と決めたらガシガシ進んでいくタイプ(になってしまった)。そしていつの間にか自分を追い込んでいることが多々ある。チーズケーキを販売しているかのうかおりさんは「自分の人生で一番大事なのは家族」と線引き(?)をしているので、人は雇っていないそう。『ビジネスはただ推し進めるだけがエラいわけではない』。私もこのタイプかもしれない。常勤のとき、家のことがおろそかになってものすごくストレスだった…
………と、付箋のところだけでもまとめてみたけどこの一冊だけでだいぶ学ぶことがありました。
活字嫌いですが、読者に語りかける感じの本なら読めそう~と最近気が付きました。
ではでは今日はこの辺で。